ミャンマー校より、校長先生から届いたエピソードをご紹介します。

昨日と今日、ミャンマー校にとてもかわいらしい生徒が遊びに来てくれました。
名前はメイブランニィちゃん。日本名は「梅子ちゃん」。現在6歳、小学校1年生です。

彼女は、ミャンマー校開校当初から勤務しているベテラン教師・トンダリ先生の長女。
独身時代から教師として働き、結婚・出産を経て、現在は二人目のお子さんの産休明けで再び教壇に立ってくれています。

ミャンマーでは近年、出産後も働き続ける女性が増えています。
まだメイブランニィちゃんが赤ちゃんだった頃、どうしても預け先がない日は学校に連れて来ることもありました。
日本では驚かれるかもしれませんが、ミャンマー校ではできる限り支え合いながら、子育てと仕事の両立を応援しています。

幼い頃から教室の一番前にちょこんと座り、静かに絵を描いたり、生徒たちと過ごしてきたメイブランニィちゃん。
今ではすっかりお姉さんになり、学校に来ることも少なくなりましたが、今回は学校がお休みということで久しぶりの登校でした。

机に向かって一生懸命鉛筆を走らせている姿が目に入り、何をしているのか覗いてみると……
なんと、生徒たちが毎日取り組んでいる算数のテストを解いていたのです。

聞けば、その内容はミャンマーの公立小学校では3年生で学ぶレベルとのこと。
私立校に通っていること、そして何よりお母さんであるトンダリ先生の指導もあり、三桁の足し算もスラスラと解いていました。

ミャンマー校では、日本語学習に加え、計算力を養うための算数問題にも日々取り組んでいます。
学校教育の環境差もあり、20代の生徒でも計算に慣れるまで時間がかかることは少なくありません。

そんな中、6歳の女の子が迷いなく答えを書いていく姿を目の当たりにし、
「教育は、やはり積み重ねなのだ」と改めて実感させられました。

私にとっては、まるで孫のような存在のメイブランニィちゃん。
これからどんなふうに成長していくのか、今からとても楽しみです。