本記事は、ネパール校から届いた現地レポートです。
2026年1月30日、カトマンズにて
「第17回 全ネパール日本語歌唱大会」が開催されました。
この大会は、ネパール日本語教師協会(JALTAN)が主催する、日本語を学ぶ生徒たちによるカラオケコンテストです。
各日本語学校の代表として選ばれた生徒たちが出場し、まさに日本語学校対抗戦とも言える雰囲気でした。
出場者たちは衣装や振り付けにも工夫を凝らし、会場はとても華やか。
演歌や懐かしの歌謡曲、最近のJ-POP、さらにはラップまで登場し、
普段あまり音楽を聴かない私よりも、ずっと日本の歌を聴き込んでいるのだろうなと感じました。
そして何より、さすが選ばれた生徒たち。
とにかく歌が上手い。
目を閉じて聴いていると、日本人が歌っているのではないかと思うほど、発音がとてもきれいでした。
それだけの練習を積み重ねてきたことが、すぐに伝わってきます。
出場者17名のうち、私たちのグループ3校から3名が選出され、
そのうち1名が2位入賞という素晴らしい結果を残しました。
なかでも会場が一番盛り上がったのは、私たちの生徒が登場したとき。
会場にいたたくさんの自校生徒たちが一緒に歌い、踊り、会場は大盛り上がり。
その結果、JICA特別賞をいただくことができました。
さらに別の出場者は日本人会賞も受賞し、
なんと私たちのグループから出場した生徒は全員入賞という嬉しい結果となりました。
日本語カラオケには、
「日本の歌が好きになる → 歌詞を理解しようとする → 日本語をもっと学びたくなる」
という大きな効果があると言われています。
上手に歌うためには、歌詞の理解が欠かせません。
今回の出場者たちは、そのことをしっかり体現してくれていました。
また、主催したJALTANのメンバーには、私たちの教員も多く所属しています。
この日は司会や舞台裏の演出、誘導、会場アナウンスなどで大忙し。
その姿を見て、単なる「日本語教師」ではなく、
ネパールでの日本語学習の向上のために本気で取り組んでいる仲間たちなのだと、改めて感動しました。
日本語を通じて歌い、笑い、つながる一日。
いつにも増して、日本とネパールがとても近い国だと感じた日でした。
