本記事は、ミャンマー校の校長先生より届いた現地レポートです。
2026年1月19日、エイジアンユニティミャンマーでは、
今年最初の修了式を行いました。
送り出し機関である弊校では、日本のように3月に一斉に卒業式を行うのではなく、
COE(在留資格認定証明書)が交付され次第、随時出国となります。
そのため、出発する生徒に合わせて、その都度修了式を行い、日本へ送り出しています。
修了式はすべて手作りです。
共に学んできたクラスメイトたちが中心となって会場を飾り付け、
出発する生徒のリクエスト曲を歌い、心を込めて送り出します。
今年は「これまでにない飾り付けに挑戦しよう」ということで、
風船を使ったガーランド作りにチャレンジしました。(校長のリクエストです)
誰も作ったことがない中、生徒と教師はYouTubeを見ながら試行錯誤。
風船はあるものの、肝心のガーランド用テープが見当たらず、
修了式の時間は刻一刻と迫ってきます。
日本のように「足りないものをすぐ買いに行く」ということが簡単にできないのが、ミャンマーの現実です。
それでも「無いなら、あるもので工夫しよう」と、
荷物を縛るロープを使い、黙々と作業を続けました。
その結果、想像以上の出来栄えに。
生徒も教師も大満足で、特に校長ご満悦です。



今回、生徒からリクエストされた曲は、菅田将暉さんの『虹』。
歌詞の意味もしっかり理解した上で歌っているため、
歌いながら涙ぐむ生徒の姿も見られました。
さらにサプライズとして、女生徒によるミャンマーダンスも披露され、
修了生たちは大喜びでした。
日本へ行き、もし寂しさを感じることがあっても、
「ミャンマーにはこれだけ多くの仲間が応援している」
そのことを忘れないでほしい――。
そんな想いを込めて、私たちは一回一回、修了式を大切に行っています。
現在のミャンマーの情勢を考えると、日本へ行くまでの道のりは以前よりも決して簡単ではありません。
それでも、若者たちの夢を応援したいという気持ちは変わりません。
今年もたくさんの修了生を、日本へ、そしてそれぞれの未来へと送り出してまいります。
